2025年シーズンも熱戦続きだったプロ野球。
「来年こそは、最初から最後までしっかり中継を追いかけたい！」という方も多いと思います。
ただ、毎年のように
- 配信サービスのラインナップや料金が変わる
- 「このカードはここ」「この球団主催は別のサービス」
という状況で、どこに入ればいいのか本当に分かりづらいのが現実です。
そこでこの記事では、**2025年時点の情報をもとに、2026年シーズンの視聴方法を考えるための“事前ガイド”**として、
- 主要な配信サービスの特徴
- どんなファンに向いているか
- 選び方の考え方
を整理しておきます。
⚠️ご注意
この記事の内容は2025年11月時点の情報をベースにしています。
2026年シーズンの正式な放映権・配信範囲・料金は、必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
目次
まず結論：タイプ別の有力候補（2025年時点）
2025年シーズンまでの傾向から見ると、2026年も以下の構図は大きく変わらないと考えられます。
① いろんな球団の試合を広く楽しみたい人
- DAZN Standard（ダゾーン）
広島主催試合を除く11球団の主催試合をカバーしてきたスポーツ配信サービス。JリーグやF1も視聴可能という“スポーツ全部入り”タイプ。 - DMM×DAZNホーダイ
DAZNのコンテンツ＋DMM TVなどがセットになった割安プラン。実質 DAZN Standard より安い料金で、同等のプロ野球中継を楽しめることが多いです。 - スカパー！プロ野球セット
テレビ・ネット合わせて12球団すべての公式戦を視聴できる唯一のサービス。
② パ・リーグ中心でOKな人
- パ・リーグTV
パ・リーグ6球団の1軍公式戦をすべて配信し、アーカイブや多画面表示など機能も充実。 - ベースボールLIVE
低価格でパ・リーグ中継に強いサービス。初回無料キャンペーンが行われることも多く、ライト層に人気です。 - 楽天TV パ・リーグSpecial
パ・リーグ全試合＋楽天モバイル契約者は実質無料で見られるプランがあるのが大きな特徴。
③ 推し球団だけしっかり追いかけたい人
- J SPORTSオンデマンド（中日・広島・DeNA 主催試合中心）
- 球団公式サービス
（GIANTS TV／虎テレ／ホークスTV／ファイターズMIRU など）
主要サービスの料金・特徴（2025年時点の目安）
※すべて税込・2025年シーズン時点の情報からの目安です。
| サービス名 | 月額料金の目安 | 主な対象球団・リーグ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| DAZN Standard | 4,200円／月・年額約32,000円（実質約2,667円／月） | 広島を除くセ・パ11球団 | Jリーグ・F1など他スポーツも豊富 |
| DMM×DAZNホーダイ | DAZN単体より月数百円安い（約3,700円台目安） | 広島除く11球団 | DAZN＋DMM動画がセットでお得 |
| スカパー！プロ野球セット | 約4,483円（基本料込） | 12球団 | テレビ＆ネットで全試合視聴可 |
| パ・リーグTV | 1,595円／月（ファンクラブ会員は1,045円） | パ・リーグ6球団 | アーカイブ・多画面など機能が最強クラス |
| ベースボールLIVE | 660円／月（年額プランあり） | パ・リーグ中心 | 低価格＋初回1ヶ月無料キャンペーンあり |
| 楽天TV パ・リーグSpecial | 702円／月・年額5,602円 | パ・リーグ6球団 | 楽天モバイル契約者は追加料金なしで視聴可 |
| J SPORTSオンデマンド | 1,980円前後／月（総合パック） | 中日・広島・DeNA ほか | 野球以外のスポーツ中継も豊富 |
2026年シーズン開幕前に、必ず各公式サイトで最新料金と配信範囲をチェックしてください。
1. 「2026年はとにかく野球を見まくりたい」人向け候補
DAZN Standard（＋DMM×DAZNホーダイ）
- 2025年まで、広島主催を除く11球団の主催試合を配信。
- Jリーグ・F1・Bリーグなど、他競技も見放題。
- 2026年も“野球＋他スポーツ全部入り”の選択肢として有力です。
こんな人におすすめ
- サッカーやF1も含めて、1サービスでまとめて楽しみたい
- 特定球団というより、いろんなカードをつまみ食いしたい
スカパー！プロ野球セット
- テレビ・ネット合わせて12球団すべての公式戦を視聴できる唯一のセットとして知られています。
- CS・日本シリーズも含めて「とにかくプロ野球は全部押さえたい」人には、2026年も最有力候補になるはずです。
こんな人におすすめ
- 全球団・全球場の試合をチェックしたい“ガチ勢”
- 自宅のテレビでじっくり観るスタイルが多い人
2. 2026年も「パ・リーグ中心」で見るなら
パ・リーグTV
- パ・リーグ6球団の1軍公式戦を全試合ライブ配信。
- 2012年以降のアーカイブや、マルチアングル・1球ごとリプレイなど機能がとにかく豊富。
向いている人
- パ・リーグのどこかの球団を「箱推し」している
- シーズン中はほぼ毎日配信を開くレベルのヘビーファン
ベースボールLIVE
- 月額660円という破格の安さでパ・リーグ中継を提供。
- 2026年も、ライト層向けの入門サービスとして有力候補になります。
楽天TV パ・リーグSpecial
- パ・リーグの全試合配信に加え、楽天モバイルユーザーなら追加料金なしで見られるプランがあるのが大きな魅力。
向いている人
- すでに楽天モバイルを使っている
- 楽天ポイントをよく使う「楽天経済圏」ユーザー
3. 推し球団だけを深く追いかけたい場合
2025年までと同様、2026年も球団ごとの公式配信サービスが強い選択肢になりそうです。
代表例：
- GIANTS TV（読売ジャイアンツ）
- 虎テレ（阪神タイガース）
- ホークスTV（ソフトバンク）
- ファイターズMIRU（日本ハム） など
メリット
- 球団ニュース・インタビュー・ファンイベント配信など、ファン向けコンテンツが充実。
- 月額1,000円前後とリーズナブルなことが多い。
注意点
- 他球団の試合やポストシーズンは、別サービスが必要な場合がある
- 放映権の変化で、対応範囲が変わる可能性もあるので、2026年開幕前に公式サイトを必ず確認しましょう。
4. 2026年シーズンに向けた「サービスの選び方」
2026年の正式な配信体制が発表される前に、自分の視聴スタイルを整理しておくと選択が楽になります。
質問1：どのくらいの頻度で観る予定？
- 週に何試合も見る → DAZN・スカパー・パ・リーグTVなど“本気のサービス”
- たまに推し球団だけ → 球団公式配信やベースボールLIVE などコスパ重視
質問2：野球以外のスポーツも観たい？
- Jリーグ・F1・Bリーグもチェックしたい
→ DAZN / DMM×DAZNホーダイが軸になりやすい。 - 野球だけでOK → パ・リーグTV／ベースボールLIVE／球団公式のほうが安上がり
質問3：視聴デバイスは？
- テレビ中心 → スカパー！やJ SPORTSのようにテレビ視聴が得意なサービス。
- スマホ・タブレット中心 → DAZN／パ・リーグTV／ベースボールLIVE など、アプリの使い勝手が良いサービス。
5. 2026年開幕前にチェックしておきたいこと
シーズンが近づいたら、以下を確認してから契約すると失敗しにくいです。
- 「自分の推し球団の主催試合」がどこで見られるか
- CS／日本シリーズ／交流戦の取り扱い
- 料金改定やキャンペーンの有無
- 無料お試し期間があるかどうか
特に DAZN やスカパー！プロ野球セット、パ・リーグTV などは、
毎年のようにキャンペーンや細かい条件が変わるので、公式サイトの最新情報を必ずチェックしましょう。
まとめ：2026年も「自分の視聴スタイル × 予算」で選ぼう
- 広くいろんなカードを楽しみたい → DAZN／DMM×DAZNホーダイ／スカパー！プロ野球セット
- パ・リーグ中心でコスパ重視 → パ・リーグTV／ベースボールLIVE／楽天TV パ・リーグSpecial
- 推し球団だけ深く追いたい → 球団公式配信サービス＋必要に応じてサブサービスを追加
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