はじめに
2025年11月4日、2026年FIFAワールドカップ北中米大会の日本国内放映権について、NTTドコモとDAZNが共同で取得する見通しであることが明らかになりました。今大会から参加国が48カ国に拡大し、試合数も104試合に増加する中で、視聴者にとって大きな変化となる可能性があります。
本記事では、この歴史的な放映権取得の詳細と、視聴者への影響、そして最適な視聴方法について詳しく解説します。
2026年ワールドカップ放映権の概要
基本情報
2026年FIFAワールドカップ北中米大会は、サッカー史上最大規模の大会となります。
| 項目 | 詳細 |
| 開催期間 | 2026年6月11日開幕 |
| 開催国 | アメリカ・カナダ・メキシコ |
| 参加国数 | 48カ国(従来32カ国から拡大) |
| 試合数 | 104試合(従来64試合から増加) |
| 放映権取得 | NTTドコモ(Lemino)とDAZN |
配信方法の詳細
報道によると、LeminoとDAZNが52試合ずつ配信する方向で調整が進んでいます。これは、全試合を視聴するためには両方のサービスへの加入が必要になることを意味します。
また、NHKがサブライセンスを取得し、日本代表戦や開幕戦、決勝戦などの主要試合については地上波でも放送される見込みです。
放映権料の高騰と背景
驚異的な価格上昇
今回の放映権取得において最も注目すべきは、放映権料の大幅な高騰です。
| 大会 | 放映権料 | 増加率 |
| 2022年カタール大会 | 約200億円 | – |
| 2026年北中米大会 | 約350-400億円 | 約2倍 |
この価格高騰の背景には、以下の要因があります。
参加国・試合数の大幅増加により、コンテンツ価値が向上したことが主な要因です。また、グローバルなストリーミング市場の拡大とFIFAの収益戦略強化も影響しています。FIFAは2023-2026年の4年間で放映権収入を42億6400万ドル(約6200億円)まで拡大する目標を掲げており、これは前回の34億2600万ドルから約25%の増加となります。
視聴方法と料金体系
各サービスの料金プラン
2026年ワールドカップを視聴するための主要な選択肢と料金は以下の通りです。
Lemino(レミノ)
| プラン | 月額料金 | 特徴 |
| Leminoプレミアム | 990円(税込) | 31日間無料トライアルあり |
Leminoの特徴
•ドコモが運営する動画配信サービス
•約180,000本のコンテンツが見放題
•広告なしで快適視聴
•ダウンロード機能でオフライン視聴対応
DAZN(ダゾーン)
| プラン | 月額料金 | 年間料金 | 特徴 |
| DAZN Standard | 4,200円 | 32,000円(実質月2,667円) | 全スポーツコンテンツ視聴可能 |
| DAZN Global | 980円 | – | 海外コンテンツ中心 |
DAZNの特徴
•スポーツ専門の配信サービス
•Jリーグ、プロ野球、海外サッカーなど豊富なスポーツコンテンツ
•年間プラン一括払いで大幅割引
視聴パターン別の料金シミュレーション
パターン1:全試合視聴(両サービス加入)
Lemino + DAZN Standard(月額プラン) = 990円 + 4,200円 = 5,190円/月
パターン2:コストを抑えて視聴
Lemino + DAZN Standard(年間プラン) = 990円 + 2,667円 = 3,657円/月
パターン3:地上波中心の視聴
NHK(無料)+ 必要に応じてサービス加入 = 0円〜
地上波放送の状況
NHKでの放送予定
NHKがサブライセンスを取得することで、以下の試合については地上波での視聴が可能になる見込みです。
•日本代表戦(全試合)
•開幕戦
•決勝戦
•準決勝などの主要試合
前回大会との比較
2022年カタール大会では、ABEMAが全64試合を無料配信していました。しかし、放映権料の大幅高騰により、今回は地上波放送が限定的になる可能性が高くなっています。
| 項目 | 2022年カタール大会 | 2026年北中米大会 |
| 無料視聴 | ABEMA全試合無料 | 地上波は主要試合のみ |
| 有料配信 | なし | Lemino + DAZN必須 |
| 視聴コスト | 無料 | 月額3,000円〜5,000円 |
視聴者への影響と対策
メリット
高品質な配信サービスにより、従来よりも快適な視聴体験が期待できます。複数の視点やデータを活用した充実したコンテンツも提供される可能性があります。また、見逃し配信やハイライト機能により、柔軟な視聴スタイルが可能になります。
デメリット
最も大きな課題は視聴コストの大幅増加です。全試合視聴には月額5,000円程度の負担が必要になります。また、複数サービスへの加入が必要なため、管理が煩雑になる可能性があります。さらに、無料での視聴機会が大幅減少することも懸念されます。
推奨する視聴戦略
戦略1:段階的加入
1. まずは無料の地上波で日本代表戦を視聴 2. 興味のある試合に応じてサービスを選択加入 3. 大会終了後は解約を検討
戦略2:年間プラン活用
1. DAZNは年間プランで大幅割引を活用 2. Leminoは無料トライアルを最大限活用 3. 大会期間中のみの短期集中視聴
戦略3:友人・家族との共有
1. 家族プランやアカウント共有を活用 2. 視聴コストを分散 3. 大画面での共同視聴を楽しむ
業界への影響と今後の展望
スポーツ配信の有料化加速
今回の放映権取得は、スポーツコンテンツの有料配信化が加速する転換点となる可能性があります。2025年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)もNetflixが独占配信することが決定しており、世界的なスポーツイベントの配信環境が大きく変化しています。
ユニバーサル・アクセス権の議論
専門家からは「ユニバーサル・アクセス権」の確立が急務であるとの指摘があります。これは、公共性の高いコンテンツには無償でアクセスできなければならないという考え方で、ヨーロッパでは多くの国で保証されています。
Yahoo!ニュースの世論調査では、スポーツの有料配信化について66.3%が「全く良くない」と回答しており、視聴者の懸念が浮き彫りになっています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 本当にDAZNとドコモが放映権を取得したのですか?
A1. 現時点では報道段階であり、両社とも正式決定を否定しています。ドコモは「決まっているものはありません」、DAZNは「現時点では決定している事実はございません」とコメントしています。
Q2. 全試合を視聴するには本当に両方のサービスが必要ですか?
A2. 報道によると、LeminoとDAZNが52試合ずつ配信予定のため、全104試合を視聴するには両サービスへの加入が必要になる見込みです。
Q3. 地上波では全く見られないのですか?
A3. NHKがサブライセンスを取得し、日本代表戦や開幕戦、決勝戦などの主要試合は地上波でも放送される見込みです。
Q4. 料金を安く抑える方法はありますか?
A4. DAZNの年間プラン一括払い(実質月2,667円)やLeminoの無料トライアル(31日間)を活用することで、コストを抑えることができます。
Q5. いつ正式発表されますか?
A5. 両社とも現時点では正式決定を否定していますが、年内に正式発表される可能性があります。
まとめ
2026年ワールドカップの放映権をDAZNとドコモが共同取得するという報道は、日本のスポーツ視聴環境に大きな変化をもたらす可能性があります。
視聴者にとっての主なポイントは以下の通りです。
全試合視聴には月額3,000円〜5,000円程度の負担が必要になる見込みです。地上波では主要試合のみの放送となり、無料視聴の機会が大幅に減少します。一方で、高品質な配信サービスにより、従来以上の視聴体験が期待できます。
推奨する対策として、年間プランの活用や無料トライアルの最大限活用、段階的なサービス加入などにより、コストを抑えながら楽しむことが重要です。
正式発表はまだですが、早めの情報収集と視聴戦略の検討をおすすめします。スポーツ配信ナビでは、最新情報を随時更新してお届けしますので、ぜひブックマークしてご活用ください。

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